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手洗いと手指消毒

授業風景
寒い日が続きますが、体調を崩している人はいませんか?
インフルエンザやノロウィルスなど冬は感染症の流行時期です。
予防のために手洗いをしましょう、というのは良く言われています。

さて、今回は栄養士科2年生の食品衛生学実験の様子をご紹介します。
この授業では食に携わる者として大切な「衛生管理」を実験を通じて学んでいます。

手洗いは衛生管理の基本として、大量調理マニュアルにも記載があります。
栄養士科1年生の給食管理実習Iでも手洗いのタイミングや手洗いの仕方を勉強しています。

皆さんは普段、どの様に手を洗っていますか?
液体ハンドソープと泡ハンドソープだと泡の方がきれいになりそう??
毎回、アルコール消毒液を使用している??

今回の実験では手洗いにハンドソープや消毒液を使用した場合、前後で菌数がどう変化するかを観察します。

まずは手洗い前の手を培地にスタンプ。


次にハンドソープや消毒液で手洗いをして、培地にスタンプ




そして37℃のインキュベーターで24時間培養すると、コロニーが出現します。
※苦手な人は直視しないでね★


そのコロニーをカウントして、菌数の変化を見ます。



結果は手洗い後のコロニー数が少ない順に
 1位 速乾性擦式消毒剤 (手指に擦り込むタイプのアルコール製剤)
 2位 泡ハンドソープ
 3位 液体ハンドソープ
 4位 30%アルコール水溶液 (エタノールと水を混ぜたもの)
今回使用した薬液の中には、手洗いをした後に菌数が増えてしまったものもありました。

大切なのはここからです!!

なぜ、このような結果になったのか?
どの様な方法で手洗いをすればよいのか?
これらを検討してレポートにまとめます。

今回の実験で学生の一番の驚きは手洗い前の手の細菌の多さだったみたいです。
目に見えないものだからこそ、目に見える形にして、その性状を理解し対処法を学ぶことが大切ですね。

なお、速乾性擦式消毒液が消毒の効果が高いですが、手に目で見えるような汚れがある場合は消毒効果が低下します。
その場合は、流水、せっけんでの手洗いが必要です。

この冬は正しい手洗いで感染症にかからないようにしましょう!
【ベスト進学ネット】東京健康科学専門学校紹介ページ
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