アスリート栄養指導(準備編)

テーマを決める

調理だけではなく、栄養計算も

食べれくれる方、栄養指導を聞いてくれる方が今、何を聞きたいのか、何を求めているのかを考え、調査とテーマ決めを行いました。

◆バスケットボールの競技性
◆トップアスリートに必要なカロリーを算出
外国籍選手への配慮を入れた献立に(↓理由↓)
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昨年の反省も活かしながら…

昨年の献立は、栄養バランスを考え、さらに脂を控え、完璧なアスリート食だ!と自信作だったのですが、イワシの煮物など和食を提供したことで、外国籍選手に手をつけてもらえない品がありました。

この反省を活かして、外国籍選手にも食べられるようにメニュー構成を工夫しました!
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献立作成、試作

テーマを決めた後は、献立作成

食事を提供する時間帯(朝食?昼食?補食?)も考慮しながらの献立作成。

8月後半と、シーズンオフ(トレーニング期)に提供することが決まり、テーマも「身体作りのための食事」としました。
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試作を行い、脂質を減らす調理方法の工夫も

試作を繰り返しながら、調理方法を変え、脂質を減らす工夫をするなど準備を行いました。

オリンピック選手などトップアスリートへ栄養指導の経験がある先生に、指導を仰ぎながら、味はもとより、見た目、料理の温度など様々な工夫をしました。
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大量調理は様々な事前準備が必要!

1.決定した献立の栄養価計算
2.時間内に作るための作業工程表
3.大量調理用の作り方作成
4.使用する人数分の材料の計算
5.使用材料・調味料・備品の発注
6.作業表(使用する材料・調味料の量)

細かく分けると書ききれないほど準備をしました!
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栄養指導用の資料も作成!

今日の献立には、どんな栄養が含まれているのか?なぜこの献立にしたのか?
など選手にもわかりやすいように工夫しながら、学生自ら考えて作成しました。

食事提供当日には、プレゼンの時間をもらい、選手に対して実際に栄養指導を行います。
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アスリート栄養指導(調理、提供編)

作業工程表に従い、調理開始!

富山校の学生にも協力要請!

調理当日は、時間との勝負。食事提供の時間帯が「昼食」に決まってから、作業工程表を作成しました!時間配分は分単位で。どの調理を誰がやるのか調理分担など、事前準備のおかげで、スムーズに進行します!

富山校の学生にも協力要請をして、大量調理の開始です!
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実際にプロ選手に食べてもらいました!

なぜこの献立なのかプレゼン開始!

事前に作った資料を、選手に渡して、いよいよ食事提供&栄養指導のプレゼン開始です。

今回の献立にしたテーマを説明して、どんな栄養効果があるのかを説明しました。そのほか食事する際の、栄養士視点での注意点など説明しました。

選手も、学生が作ったアスリート食を食べながら、時には箸をとめて、しっかり聞いてくれました。「うんうん」とうなずく選手もいて、学生の緊張もピークです。

うれしい言葉「美味しかったよ!」

選手からは、「とてもおいしかったよ!」とお褒めの言葉をもらい、学生も満面の笑み!

ほかにも、「この料理は簡単に作れるの?」など質問も受け付けたり、交流しました。
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アスリート食を作る際のアドバイス!

こんな工夫をしました!

【工夫①】実は、ご飯が大事!

激しい運動を行っているアスリートには、たくさんのエネルギーが必要です。しかも、運動時に利用しやすいエネルギーは糖質(炭水化物)由来のものです。そのために、《主食》を積極的に摂ることが大事です。

エネルギー不足の状態で、たんぱく質を摂ると、それが不足分のエネルギーとして使われてしまうので、効率よく筋肉になってくれません。

だからアスリート食の場合は、脂質控えめの“ご飯がススムおかず”を考えることも重要なポイントになります。
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【工夫②】食事からも水分補給

水分補給がより必要なバスケットボールの選手なので、水分補給についても工夫をしました。

通常の水分補給だけではなく、食事からも水分を補給することも意識しましょう。

メニューによって多少の差はありますが、1食あたり約800~900ml位の水分+ビタミン・ミネラルの補給ができます。
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【工夫③】時期にも配慮

食事を提供する時期にも配慮しました。

オフシーズン(休養、トレーニング中)なのか、シーズン中(遠征などもある)なのか、時期によっても栄養指導の内容は変わってきます。

今回は、シーズンインする前だったので、「身体作り」というテーマで行いました。

テーマを決めても、学生からはアイデア豊富で、あれも食べてほしい、これも必要だ!など意見がぶつかり合いました。
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