選手にはどんなサポートが必要なのか?

ストレッチ、アイシング。ウォーミングアップ、クーリングダウン。
試合前、試合中、試合後とトレーナーはどんな業務を行っているのでしょうか?

現場には、教科書に載っていない環境や状況など、いろいろな変化に対応できる応用力が必要です。

そんな現場に帯同できる実習があります。
学生である今、できることは限られますが、目の前で、肌で体感できる実習は、今後の勉強に生かせる経験となるでしょう!

公式戦でのトレーナー業務の流れ

ロッカールーム開設

アップジャージ、試合ユニフォーム配布など

選手が到着する前に、控室であるロッカールームを開設します。

★選手毎に、ウォーミングアップで着用するジャージや、試合で着用するユニフォームを配布
★選手個々に合わせた特性スポーツドリンク作成
★ケガをした際に必要なアイスバッグ作り
★テーピングやマッサージベッドの準備
★補食の準備 などなど

スタッフとして
★試合までのスケジュール(演出ほか)確認

観客としては絶対に見ることができない裏側での業務です。
サンプル画像

ウォーミングアップ

ベンチ裏トレーナーブース開設も行う

試合前には、ウォーミングアップを行います。
どういう流れでアップをしていくのか、目の前で観察・勉強することができます。

★ストレッチではどの部位から、どんな方法で伸ばしているのか?
★アップでは、どんな種目を、どんな順番で行っているのか?

観客としても見れる部分ですが、目の前で肌で体感しながらはなかなか経験できません。
サンプル画像

試合開始~

トレーナーはどんな視点でゲームを見ているのか?

コーチ・監督は試合中の指示、マネージャーはスタッツ(記録)管理、トレーナーはなにをしているの?

ケガが起きなければ仕事はない?そんなことはありません。選手がゲームに集中できる環境づくりも重要です。

交代した選手へタオル渡し、体温維持のためジャージの配布など、常に環境づくり。

もちろん、選手にアクシデントがあった場合は、早急に対応できるように準備をしています。

こちらは観客としても見れる業務ですね!

サンプル画像

試合後~ケアまで

試合後、実は選手って忙しいのです・・・

アイシングやストレッチに代表されるクーリングダウン。栄養士科では補食の提供を行っていますが、ケアはとても大事。

試合の疲れを残さないようにするケアは、ゴールデンタイムと言われる時間帯があるほど早い方がよいのです。

でも、選手はファンサービスやチームミーティング、メディア対応(記者会見、囲み取材)など実は多忙を極めます。

そのなかで、トレーナーとしてのクーリングダウンや、栄養士としての補食の提供など何を優先的に行うのか?

チームにはトレーナーに代表されるメディカルスタッフ以外にも、コーチなどチームスタッフ、チーム広報など様々な人が関わっています。

優先度を見極めて、適切なケアができるように応用力も必要なのです。

観客としては見られない裏側での業務。なかなか想像すらできない環境下での公式戦がプロの世界にはあるんですね。

アドバイス~プロの現場での実習にむけて

学生でもできることって何だろう?

なんでもやります!は大事だけど・・・

学生なので、なんでもチャレンジすることは重要です。「なんでもやります!」という気持ちも重要です。

しかし、公式戦で選手・チームはプライドをもって1戦1戦、戦っています。
もちろん現場では知らない業務ばかりのため、指示がなければ何もできません。

でも、指示を待っているばかりではなく、自ら考え、自ら行動する「メンタリティ」が必要なのです。

授業は、先生から与えられる情報を「覚える」「理解する」という受け身が多いと思います。
しかし実習は、学ぶと同時に、自ら気づき、自ら行動することが必要になるのです。

すべてを吸収するつもりで、どんな役割ならできるのか常に考えて実習に臨んでほしいと考えています。
「なんでもやります!」から「これなら出来ます!」にステップアップしていきましょう。

「これなら出来る!」を増やすことが、即戦力への近道ですよ!