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生化学実験について

授業風景
みなさん、こんにちは。

今回は栄養士科2年生の授業『生化学実験』をご紹介します。

この授業では体の中で起こる化学反応について学びます。

唾液に含まれるアミラーゼという酵素を皆さんはご存知ですか?

ごはんに含まれるデンプンは糖質の一つで、エネルギーのもとになる栄養素です。

しかし、デンプンはとても大きな糖質なので、そのままでは吸収できません。

そのため、デンプンを小さく分解することで、腸で吸収をしやすくします。

デンプンを小さく分解するときに役立つのが、アミラーゼという酵素です。

ご飯を食べるときに、よく噛んで食べなさい、と言われたことはありませんか?

よく噛むと、唾液がよく出てアミラーゼという酵素が分泌しやすくなります。

つまり、よく噛むことで吸収を促していたということなのです。


今回の実験では、唾液の中に含まれるアミラーゼが、どの温度の時に一番働きやすくなるかを観察しました。

ここでは、20℃、37℃、60℃のお湯を使って実験しました。

そこに、それぞれデンプンとアミラーゼが入った試験管を入れます。

しばらくそのまま置いたあと、ヨウ素液をそれぞれの試験管に入れます。

ヨウ素は、溶液に含まれるデンプンと反応して青紫色になります。

アミラーゼによってデンプンが分解されてしまうと、色の変化は見られません。

アミラーゼが働いてくれれば、無色のままというわけです。

さて、実際の結果がこちら!

左が20℃、中が37℃、右が60℃です。

37℃が透明になりました。


ところで、みなさん、37℃ってちょっと中途半端な数字だと思いませんか?
実はこの数字はある温度と関係があるのですが・・・?

答えは・・・





ヒトの体温です!

アミラーゼは体に存在する酵素なので体温に近い温度だと働きやすくなるのです。

人体の仕組みってすごいですよね!

生化学実験では、生物の不思議を、実験を通して楽しく学ぶことができます!
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