こんにちは!健康スポーツ学科担任の椎名です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今回で6回目の投稿になります☆
前回まで自宅でできる簡単トレーニングということでお伝えしてきましたが、今回はケアのところを少しお伝えできればと思います(^_^)v
鍛えてばかりでは疲労も溜まるし、ケアも非常に大切なことですからね☆
〇リンパについて
よく耳にするリンパですが、普段から気にかけていますか(。´・ω・)?
リンパとは「リンパ液」、「リンパ管」、「リンパ節」の総称であり、リンパ系とも呼ばれます。血液が栄養や酸素を送る役割を持っているのに対し、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運搬する役目を担っています。
その流れが悪くなることでむくみ、冷え、肩こり、腰痛、疲れが抜けないなど様々な症状を引き起こし、免疫力も低下します。
血液が、心臓のポンプの役割で流れるのに対し、リンパは周辺筋肉の動きで押し流されます。女性でむくみや冷えを気にする方が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあるからなんですね!
本来、適度に運動することで流れが良くなったりしますが、しっかりカラダを動かすのも難しい状況が続いてしまい…。
そこで!リンパマッサージで効率の良いリンパの流れを作り、溜まった老廃物を流してカラダをスッキリ良い状態にしてあげましょうというのが今回のお話です(^^♪
男性も女性も必見!そしてやってみる価値ありですよ!!
ちなみに☆
リンパ管の長さの関係で、左右に大きな違いがあります( ゚Д゚)!
右側は右半分の頭・顔・首・右腕と右の胸のあたりを一周して循環するのに対し、左側は左半分の頭・顔・首・左腕と左の胸、そしてお腹、腰、お尻、両脚と循環します。
範囲が全然違いますね。だからといって右をおろそかにしていいわけではありませんが、知っておくべき情報かなと思います!(^^)!
また①左の鎖骨あたり、②右脚の付け根(鼠径部)、③左右の膝の裏 の各リンパ節も実際に流す際の重要なポイントになりますので覚えておきましょう☆
では、実際にやっていきましょう!!
まずは鎖骨のリンパ節から。
実は鎖骨のリンパ節こそがリンパ液の「最終出口」と言われています。えっ!?最初に最終?と思ったあなた(‘ω’)ノ
全身のリンパの流れが集まるのが鎖骨リンパ。ここの流れが悪くてはどうしようもありません(>_<)どの部位のマッサージをするにもまずは鎖骨リンパの流れを良くしてからにしましょう。
①はじめに、右手で左の鎖骨の上を、中央から左肩に向かって10回さすります。
②次に、左手で右側の鎖骨の上を、中央から右肩に向かて10回さすります。
※リンパをさするときはゆっくり、やさしくがポイントです
今度は首。
①はじめに、右手4本の指先で左側の首の後ろの付け根から左肩に向かってさすります。これを5回行ってください。
②次に、左手でも同じように右側の首の後ろの付け根から右肩に向かって5回さすります。
次は顔(^^)
①おでこから、そして顎下から、フェイスラインに沿って耳前のリンパ節までさすります。
②ほうれい線から口の脇、頬を通って、耳前のリンパ節までさすります。
③目の下から頬骨を通って、耳前のリンパ節までさすります。
④目の下から目頭を通り、まぶたを通って、耳前のリンパ節までさすります。
⑤最後に、耳前のリンパ液を鎖骨リンパ節に送り出すイメージで、耳前から鎖骨までをさすります。
これを5回繰り返しましょう。
顔のマッサージをするときは両手の人差し指と中指の2本を使い、ゆっくりリンパ液を流してあげるイメージで行うと良いでしょう☆
顔周りがスッキリしたところで、続きは次回に!(T_T)/~~~
実際にやる前に、お伝えすべきことが多くて長くなりましたが、次回は腕やお腹、脚などカラダ全体のリンパマッサージをお伝えします。(次回はサクサクいきますよ!)
そして次回はマッサージに欠かせない「あるもの」についても触れようかなと( *´艸`)
今回リンパに興味を持った方は自身でも調べてみてくださいね!