読み取る力~お茶碗1杯200g?

2016年12月16日 授業風景

今回は、栄養士科2年生の授業を紹介します!

「臨床栄養学実習」では、1年次で学習した「臨床栄養学」の知識を基に、疾病のある方への栄養指導を実践的に学ぶ授業です。

まずは、配布された“症例”から職業、運動、睡眠などクライアントの生活環境やどの様な食べ物を好むかなど嗜好や喫煙、運動状況を読み取ります。

さらに、臨床検査の診断結果や検診で分かった数値、また面談記録からクライアントが栄養指導に向けてどのような想いでいるかなども読み取ります。

この読み取った情報に加え、日常的な食事内容の資料を参考に、栄養指導をしていきます。

実践的に学ぶ①
クライアントの食事はどのくらいのエネルギーがあるのでしょう。

日常の食事内容を数字にしていきます。

【昼食】
ご飯・・・どんぶり軽く1杯
豚肉生姜焼き・・・豚肉3枚(標準サイズ)
ポテトサラダ・・・ゴルフボールくらい


「ご飯、どんぶり軽く1杯・・・て何グラム?」
200g?220g?190g?

「生姜焼きの3枚・・・って何グラム?」
90g?50g?100g?

「ポテトサラダ、ゴルフボールくらいって・・・」
じゃがいも35g?40g?50g?

実践的に学ぶ②
そもそも自分が献立表に記入した数字はイメージ通りかな?

そこで、自分が決めた数字に従い、野菜や調味料を計量し、調理していきます。

イメージしたお茶碗にご飯を盛り付けてみると・・・!?ごはんもう少し多くても良いかも。
お肉、もっと多いイメージだった。
ポテトサラダがゴルフボールくらいではなくなってしまった・・・

などイメージしていた食事と決めた数字の違いを気づく事が出来ます。

数字にする → 実際に作る
これを繰り返すことで、摂取した食事の量がわかるようになり、正しい数値に近い栄養価を出すことができるようになるのです。

ここから、さらに!

糖尿病と診断されたこのクライアントに今の食事をどう替えると良いかも学びます。
クライアントの嗜好や食環境を思い出し、クライアントに合った食事の提案をしていきます。

実際の現場では、クライアントから得た少ない情報を基に、クライアントに寄り添った栄養指導を考えていきます。
たくさんいる栄養士、管理栄養士の中で個性が出るのもこの部分。学生のうちから“読み取る力”を身につけて“寄り添える栄養士”になってほしいと思います。

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