しっかり手洗い!

2016年12月2日 授業風景

今年は例年よりも早くインフルエンザが流行し始めました。
予防のためには、外出後の手洗いが効果的と言われていますね。

「手洗い」は、食べ物にたずさわる者にとって、衛生管理の基本です。
栄養士になるためにも、しっかりと学ばなくてならないことです。

「手洗い」に使うせっけん、消毒剤の違いにより、手のひらの菌の落ち具合に違いがあるのでしょうか?

栄養士科2年の食品衛生学実験の授業では、この「違いがわかる」実験を行いました。

今回手洗いに使ったものは、

①泡ハンドソープ
②液体ハンドソープ
③速乾性擦式消毒剤(手指に擦り込むタイプのアルコール製剤で、病院の入口で見かけます)
④30%アルコール水溶液(エタノールと水を混ぜたもの)です。

実験は、
1. 手洗い前の手のひらを手形培地にスタンプしました。

2. ①~④のうち1種類を選び、手洗いした後、2枚目の手形培地にスタンプしました。

3. 37℃で24時間培養し、観察しました。

結果は
1位 速乾性擦式消毒剤 
2位 液体ハンドソープ、泡ハンドソープ
3位 30%アルコール水溶液
でした。

速乾性擦式消毒液は消毒の効果が高いのですが、手に目で見えるような汚れがある場合は消毒効果が低下するので、その場合は、流水、せっけんでの手洗いが必要です。

この実験により、学生たちは手洗い前の自分の手の細菌の多さと、アルコール濃度が低いと効果がないことに驚き、いかに手洗いが大切なのか、実感したようです。

「せっけん」と言えば…今回使用したせっけんには含まれていませんが、トリクロサンなどの19成分を含む薬用せっけんについて、厚生労働省が製造販売業者に対して、1年以内に同成分を含まない製品に切り替えるよう要請しました。国内ではこれらを含む薬用せっけんは、約40年前から使用されているそうですが、健康被害の確認はされていないとのことです。

普通のせっけんでもしっかり手洗いすれば、十分に細菌を落とすことができるそうなので、しっかり手洗いをしてインフルエンザにかからないよう、この冬を乗り切りましょう!

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