栄養士科の授業「食品化学実験」。
「実験」というと難しく思いがちですが…
栄養士に無くてはならないものに「食品成分表」があります。
成分表には、食品に含まれる成分を分析した値が載っています。
栄養士は、この「食品成分表」を使って栄養価の計算をします。
食品化学実験では、「食品成分表」に載っている食品の成分を実際に調べる授業です。
今回は、きな粉の中の鉄分の分析です。
①まずは、きな粉を量ります。
②550℃の炉の中で5時間焼きます。
③焼いた後の灰を使って作りました。
④薬品を量ります。
⑤試薬を加えます。
1時間後に鉄分の測定をします。
⑥機械(機器)で光の通り具合をみて測定します。
⑦色の濃さからきな粉に入っている鉄分が判ります。
実際の実験では、どのくらいの鉄分が含まれていたでしょうか?
ちなみに食品成分表では、きな粉100gに鉄分は8.0mg入っています。
教科書の中身を疑うわけではありませんが実際に自分でやってみる!
何事も百聞は一見にしかず…です。
この笑顔。実験も楽しいですよ!
どんな実験室で勉強しているのか、ぜひ見学にお越しください。
百聞は一見にしかず・・・です!!笑